働きながらでも卒業可能な通信制大学院

近頃、日本では大学を卒業したあとでも勉学を続けたい、働きながら大学院に通って資格を取得したいという人たちのために、多くの大学で「通信制大学院」というものが開設されています。教材を使った自宅学習に加えオンライン講義やスクーリングで単位を取得しながら卒業を目指す通信制という学び方は、仕事で忙しい社会人を中心に広がりをみせつつあります。そんな通信制大学院ですが、通学制と比較してどんなメリットがあるのでしょうか?

通信制大学院ならではのメリットとは?

通信制大学院に通うことの大きなメリットは、自身のペースで勉強を進めていくことができるというところでしょう。働きながら、という点以外でも、学習方法や期間をある程度自分で決められるというのは、やはり通信制ならではの大きな魅力といえるのではないでしょうか。また、大学院で学びたいという気持ちはあるものの、自身の通える範囲内に希望の学部が存在せずに困っているという人にも支持されています。その他、通学制に比べ授業料が比較的安価であることも、通信制大学院に通うメリットの一つです。

通信制大学院ではどんなことが学べる?

通信制大学院では経営や政治、経済、法学、教育や福祉を学ぶことができる学科が多く開設されています。その他、建築や芸術、情報や工学といった大学の特色を活かした学科などが沢山あり、自身の学びたいことをしっかりと学ぶことができます。また多くの学部では通学制と同じように指定の単位を取れば、資格を取得することもできます。通信制大学院では通学制と同じ教育を受けることができます。そのため社会人になったもののまだ大学院で勉強を続けたい、働きながら大学院を卒業して資格を取得したいと考えている人にオススメです。

大学院では論文を書くこと、研究の術を学びます。通信制大学院では、基本的には自宅等で学習、試験の受験をしますが、スクーリングによる対面授業も行われます。